この際に、静脈で処理できなかった老廃物や余分な水分をリンパ管はサポートしています。動脈の毛細血管から染み出た老廃物や余分な水分などの約90%が静脈の毛細血管へ送られています。残りの10%が毛細リンパ管に運ばれています。リンパ管は、細菌やウィルスなどを退治してくれる重要な役割を果たしています。
この血液を心臓に戻す役割の静脈とリンパ管の働きが悪くなるとむくみが生じるのです。おまけに、免疫力まで下がります。バランスが良ければ、むくみは生じにくなり、免疫力も高くなるのです。
おやようございます!
新宮町のまつもと整骨院です(≧▽≦)
今日は女性が気になるむくみについてお話ししたいと思います
足のむくみを放っておくのは危険かも…!考えられる病気や解消法、むくみを取るのに効果的な2箇所のツボも教えます
心臓から動脈に通って毛細血管にまで運び、酸素や栄養素などの必要な物質を細胞へ送り出してくれます。そして、細胞から二酸化炭素や老廃物などの不要なものを毛細血管に再吸収し、静脈を通って心臓に戻るという循環が行われています。
この際に、静脈で処理できなかった老廃物や余分な水分をリンパ管はサポートしています。動脈の毛細血管から染み出た老廃物や余分な水分などの約90%が静脈の毛細血管へ送られています。残りの10%が毛細リンパ管に運ばれています。リンパ管は、細菌やウィルスなどを退治してくれる重要な役割を果たしています。
この血液を心臓に戻す役割の静脈とリンパ管の働きが悪くなるとむくみが生じるのです。おまけに、免疫力まで下がります。バランスが良ければ、むくみは生じにくなり、免疫力も高くなるのです。
足のむくみの原因に冷え性があります。冷え性は、様々な症状を生み出します。冷えは、大敵とさえ言えます。
血行不良は冷えを生み出します。末端にまで血液がうまく運ばれていないため、手足が冷えたりという症状が出てきます。先程、むくみのメカニズムでご紹介しましたが、血液がうまく循環していないと老廃物や余分な水分などを再吸収しにくくなってしまうため、ほぼ末端である足のむくみが解消されずに溜まってしまいます。
もう1つの冷え性の原因は、自律神経による血行不良です。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。興奮したり、不安になったりすると交感神経が優位になります。交感神経は血管を収縮する働きがあります。慢性的に不安などを抱えている人は注意が必要です。
足のむくみは、筋力の低下も関係しています。脚全体の筋力が少ないと、血液の循環が悪くなりやすいのです。近年は、男性も女性もあまり動かない状況(PCで仕事・エレベーター・エスカレーターなど)が多いので筋力が低下しやすくなっています。
筋肉は、歩いたり、走ったりと動くための役割の他に体の組織を支え、下半身の血液を心臓へ送る役割も果たしています。
運動をすることで筋肉が収縮し、筋肉が直接リンパ管を押してくれるためスムーズに流れることができるようになります。
足のむくみをそのまま放置していると、余分な水分や外に排出すべき老廃物が蓄積した状態になり悪化。足のむくみを解消せずに、さらに放置し続けると、静脈の弁を傷つけてしまうことにもなりかねません。(下肢静脈瘤)
女性の体には、リズムがあります。女性ホルモンの影響によって生理前にはむくみやすくなります。黄体ホルモンが優位な時期には、妊娠に備えて体に栄養分や水分を溜め込むようにしてくれています。血液量を増やして、全身に血液が行き届くように働いてくれているのです。この時期の女性は、むくみを感じる人も多いと思いますが、周期、通常のサイクルなので心配は無用です。
一方、気をつけるべきは、ホルモンバランスの乱れです。女性なら生理周期が一定でない人や生理痛がひどい人は注意が必要です。ホルモンバランスの乱れは、そのまま自律神経の乱れに直結します。
冷え性で説明しましたが、男性・女性関係なく、交感神経と副交感神経のバランスによって血行は維持されているのです。これが、睡眠不足やストレスなどで交感神経に働いてしまうと血管が収縮、血液やリンパの流れが悪化することになってしまいます。
また、足のむくみは妊娠後期の人にも表れやすいと言えます。出血量の増加が主な原因と言われています。
むくみは、内臓からのサインである場合もあります。心臓・肝臓・腎臓などです。
・心臓⇒心不全があるとむくみが生じやすくなります。心臓は、全身へ血液を送る役割を果たしています。この力が弱まってしまうため、余分な水分は肺に溜まっていき、静脈のうっ血を起こすために足にむくみが生じます。
・肝臓⇒肝臓では、アルブミンというタンパク質が生成されています。アルブミンは血液を通って、栄養分を運ぶ役割と水分を血管内にとどめてくれる役割を果たしています。血管内に水分をとどめてくれることで、サラサラした血液が流れるのです。肝臓の働きが低下すると、アルブミンを生成する量が減ります。血液中の水分を保てなくなり、細胞に水分が染み出し、むくみになります。
・腎臓⇒腎臓の働きは、体内の水分を一定に保ったり、血液中の老廃物を除去し、体外へ排出させる役割があります。腎臓が弱ってしまうと、余分な水分やナトリウムを排出できなくなり、むくみに繋がります。
妊娠中の人は、むくみやすいと言われています。その理由は、体内の血液と水分のバランスが崩れやすいからだそうです。血液は、赤ちゃんにも胎盤を通して栄養分を運ぶ役割があります。そのため、妊娠中は血液量が増加し、血液から体液が漏れてしまうとむくみに繋がると言われています。
また、ストレスや身体疲労、塩分の摂取、体重増加、運動不足、冷えなどには注意が必要です。血行不良は、本人だけにとどまらず、赤ちゃんにまで影響します。血液を通して赤ちゃんは栄養分を母体からもらっているからです。血行不良になると、栄養分が運ばれにくくなってしまうということです。
その他、妊娠高血圧症候群(産婦人科学会より、妊娠中毒症から改め)原因の中の1つであったむくみですが、現在は外されています。その理由は、妊娠中の30%にむくみを感じる人がいるため、すぐに結びつけるのは間違いとされたのです。ただ、一晩寝ても足のむくみや体全体のむくみが引かないようなら、一度相談することをおすすめします。
また、足のむくみは産後にも現れる可能性が高いと言えます。その理由として、妊娠中に増加した血液量が羊水と共に出産により急激に低下。体が水分を蓄えようとするために足の甲までむくみが生じます。その他にも授乳中には、同じように水分を溜め込もうとするために足の甲までむくみやすくなります。
老人の足のむくみやすい理由は、筋力の低下です。脚の筋肉が弱くなり、血液を上に押し上げることが難しいのです。また、心臓ポンプの働きが不十分な場合も考えられます。不十分な場合、足の甲にむくみが生じやすくなります。
そして、意外なことですが、皮膚のハリが関係しており、ハリが弱いために水分を十分に静脈に戻してあげることができないとのことです。
どこまでが病気でないむくみなのか迷う人もいるのではないでしょうか?
目安として、朝、スッキリした状態なのに、仕事で帰宅する時間になるとむくみで靴がきつい、重いなどの症状を感じる人も多いと思います。夜にケアして、翌朝、またスッキリしているようであれば問題はありません。
足のむくみがなかなか引かず長時間続いたり、皮膚の表面が明らかに異なってきたり、皮膚に痒みが表れたり、筋肉がけいれんしたりなどの変わった症状があるならば、早めに受診して検査を受けた方が賢明です。
他にも、呼吸が苦しい、血圧が高い、食欲がないなどのいつもとは違う症状が同時に起こっている場合にも受診しましょう。
心不全の症状は、動機・息切れ・呼吸困難・むくみです。最初は、階段や坂道を登る時に動機や息切れがし、進行してしまうと平坦な道でも息苦しくなります。さらに進行してしまうと、息苦しさで眠れない症状が出てきます。
このような症状と足のむくみを感じるのであれば、病院へ行くのが良いでしょう。
実は、足の甲にも多くのツボが存在します。足の甲には、神経系とリンパ系の反射区があるのでむくみには最適です。むくみだけでなく、自律神経障害の人にもいいと言われています。
・八風(はっぷう)⇒足の指の付け根と付け根の間、すべての指の間にあります。ここは、むくみや冷えに効くと言われています。
・足竅陰(あしきょういん)⇒小指側の薬指の爪の横にあります。精神的ストレス・水太り・脂肪太り・ホルモンバランスに効くと言われています。
脚全体のむくみを軽減させるために、1日の終わりに軽くマッサージもしましょう。
1.簡単に足裏をまんべんなく押しながらマッサージ。
2.簡単に足の甲をまんべんなく押しながらマッサージ。
3.簡単に足の指を揉む。
4.ふくらはぎを下から上へ持ち上げるようにマッサージ。
5.腿は付け根に向かってマッサージ。
これだけでも翌朝が変わってきます。足の甲のむくみをツボで解消してみましょう!
私たちの体は「食べ物からつくられている」と言っても過言ではありません。想像以上の影響があります。食事は健康な体、元気でいるためには不可欠です。足の甲のむくみを減少させる食生活は次の通りです。
・ナトリウムとカリウムのバランス⇒現代は、ナトリウム(塩分)がどうしても多くなりやすくなってしまいがちです。外食している人は特にナトリウムが過剰になっている場合が多いのです。その時は、ナトリウムを減らすか、カリウムを摂るか。カリウムは、野菜・果物・海藻に多く含まれています。また、天然塩は、ナトリウムとカリウムのバランスがいいそうです。
・タンパク質を夕食に摂る⇒タンパク質は睡眠中に多く使われるそうです。筋肉・骨・血液・ホルモンなどを構成するための主要成分になるのでしっかりと摂りましょう。
・全体的にバランス良く
タンパク質は、私たちの筋肉を作ってくれる栄養素です。筋トレしている人たちが、プロテインを摂取しているのはこのためです。筋肉をきちんとつくり上げるためにも上手にタンパク質を摂りましょう!
足のむくみを解消するのに一番簡単にできる運動は、ウォーキングです。歩きやすい靴を履いている時には、1駅歩くなどして、定期的に歩きましょう。正しく歩くことで、下半身の筋肉を全体的に使うのでむくみが軽減します。
また、簡単にエクササイズを行うなら、かかとを上げ下げするカーフレイズや足首を回す運動も足のむくみを解消するのに効果的です。
簡単に足のむくみを解消してくれる運動の1つにヨガがあります。簡単なのですが、効果を実感することができるので試してみましょう!
1.仰向けに寝る。(ヨガは鼻呼吸です)
2.両手を頭の上で伸ばす。両足も伸ばします。
3.足の甲まで伸ばしながら、両手両足が引っ張られるように伸ばしていく。5呼吸くらいしてから、力を抜きます。
呼吸が大切と言われているので、呼吸に気をつけながらやりましょう。呼吸で全身の流れが良くなるのを感じられます。また、ストレッチされることにより、足の甲のむくみが解消されていくのを感じます。
今では、男性も女性も靴のデザインや種類が豊富です。素敵な靴が多いので、コーディネートで靴を選ぶということも少なくはありません。ですが、合わない靴は足に大きな負担を与え、足の甲までむくみを発生させてしまう原因になってしまいます。そこで、靴を選ぶポイントを簡単にご紹介します。
1.必ず、試してから買う
自分自身が履くサイズが同じでも、メーカーによってサイズは少々異なります。必ず履いてみてから購入することをおすすめします。
2.つま先
つま先が靴の先端に当たるようなら、足に負担がかかります。目安としては、5mm~1cm余裕を持つと良いと言われています。
3.横幅
足の最も幅の広い部分が収まるかどうかです。ゆるすぎると歩く際に足に余計な負担をかけます。また、幅が狭い靴だと、足を圧迫させるので血行不良の原因になります。
4.かかと
アキレス腱が靴に当たらないような靴を選びます。靴擦れの原因となり、歩くバランスが悪くなります。
5.甲周り
足の甲が靴に擦れないような靴を選びます。
6.紐靴やレースアップは味方
その時の脚に合わせて調節できるだけでなく、足の甲までしっかりホールドしてくれるので負担を軽減してくれます。
1日中、共にする靴だからこそ、足にピッタリなものを選ぶことで足のむくみ解消へと繋がっていきます。
「気になる症状の原因を病院で調べてもらいたい!」ですが、足のむくみを診てもらえるのは一体何科なのでしょう?
人それぞれ原因が異なるので、一般内科で一通りの検査をするそうです。その他、腎臓内科・循環器内科・消化器内科・内分泌内科で検査する可能性もあります。
その原因により、受診する科が異なるので詳しくは病院で訪ねてみましょう。
動くことが少なくなったのが一因とも言われている「足のむくみ」。毎日のことと言って放置していると恐ろしいことになるかもしれません。心当たりのある症状があるのならば、早めに受診してみましょう。早期発見がベストですし、何もないなら、それで安心です。
また、一過性だったとしても毎日の足のむくみを放置しては、溜まる一方です。脚全体が太くなったり、セルライトができたり、重くなったり、さらにむくみやすくなる悪循環になります。日々のむくみは簡単にでも軽減させるようにしましょう。
みなさんが、スッキリした足ので軽ろやかに毎日を過ごせますように。
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まつもと整骨院
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